姉川忠義 北近江合戦心得

[著者名]
井原忠政/著

[出版社]
小学館

[ISBNコード]
9784094072112
409407211X

[発売日]
2022年12月8日

[作品紹介]
第六天魔王・信長の首、頂戴つかまつる! 元亀元年(一五七〇)六月二十八日(新暦七月三十日)、浅井・朝倉勢と織田・徳川勢が激突した姉川の合戦が、弓の名人・与一郎の初陣だった。父・遠藤喜右衛門が壮絶な戦死をしてから三年、家督を継いだ与一郎と、郎党の大男・武原弁造は、主君・浅井長政率いる四百の兵とともに巨大な山城・小谷城の小丸に籠っていた。まさに風前の灯だった。長政には、信長の妹で正室の於市との間に、五歳の長女・茶々以下三人の女子があり、於市ら四人を織田方に投降させるという。だが、十歳の万福丸と乳飲み子の万寿丸は、信長とは血の繋がりがない。信長は決して男児を許すまい。万福丸を連れて落ち延びよ。主命とはいえ、浅井家が果てようという時に、自分一人生き残るなど、与一郎には、及びもつかない。だが、死にゆく主人から嫡男を託されて、古風も美意識も矜持も吹き飛んだ。浅井家再興がなるまで守り抜く。与五郎と改名させた万福丸を弟に仕立てて、小谷城脱出を決行する与一郎。供は、元山賊の頭目・武原弁造ただ一人。天正元年(一五七三)旧暦八月二十八日未明、三人は敦賀を目指して出立した。 【編集担当からのおすすめ情報】 シリーズ75万部を突破したベストセラー「三河雑兵心得」姉妹篇!新シリーズ、いよいよ出陣!主君・浅井長政と父の仇、信長討つべし!若き弓の名手と元山賊の頭目が戦国の世を駆け抜ける!
販売価格 748円(本体680円、税68円)
型番 9784094072112_T2713
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