日雇い浪人生活録(十一) 金の徒労

[著者名]
上田秀人/著

[出版社]
角川春樹事務所

[ISBNコード]
9784758444057
4758444056

[発売日]
2021年5月15日

[作品紹介]
柳橋芸者の姿をした女お庭番・村垣伊勢は、新たな普請奉行・佐久間久太夫を材木商因幡屋が接待する座敷にいた。
因幡屋の田沼意次への根回しで、佐久間は役を得たという。動いたのは金。材木商の思惑は、大がかりな普請への采配にあった。
一方、両替商分銅屋仁左衛門とその用心棒・諫山左馬介は、田沼の屋敷を訪ねていた。
話題は、水戸徳川家と会津松平家が金に窮する近況についてである。
十万両といわれる分銅屋の財を利用しようと躍起の両家。
家と禄を守りたい旗本、利のために目ざとく立ち回る者、ひたすら富を狙う者……それぞれどう動く!? 
続々重版大人気シリーズ、第十一作。
販売価格 726円(本体660円、税66円)
型番 9784758444057_T2713
在庫状況 只今売切れ中です。次回入荷情報は[この商品について問い合わせする]からご連絡ください。